仕事でも使える【勉強がしたくてたまらなくなる本】PART 2

PART 1の続きです。

勉強がはかどるのは自宅の外

最近ではよく言われることですが、カフェや図書館などで作業することで、仕事の効率が上がるとされています。

生徒の学力を向上させるのが仕事である著者も、一時的に生徒の学力が伸び悩むことがあると言います。このようなときは勉強合宿を行うことで、劇的に学力を向上させることができるそうです。その理由として、期間が明確に決まっていること、達成すべき目標があること、非日常を体験できることを挙げています。

人は慣れてくると飽きを感じます。飽きを感じるとそれに対する興味関心を失い、行動意欲は低下します。これは、結果が目的になっていて、なおかつすぐに結果となって表れないものでは特にそうです。勉強はその代表的なものと言えるでしょう。また、ブログやYoutubeなども、収入や閲覧回数を目的にするとすぐには結果となって表れないので、多くの人が長続きしないということもうなずけます。

「やる気が出ない」「やっても変化がないから飽きた」というときは自分で環境を変化させることも大事な作業です。

PART 1 を含め、ここまでが第1章です。この本は全部で4章まであるので、このペースで行くととんでもなく長くなるので、ここからはざっくり見ていきます。

いつもの習慣を捨てる

誰もが1日24時間という時間が与えられています。何かに集中していてもダラダラ過ごしていても、この24時間が変わるわけではありません。

自分の1週間くらいの行動を振り返ってみると、習慣だらけであることがわかります。これは多くの人に当てはまるものです。

つまり、勉強などの新たなものを習慣として取り入れると24時間を超えてしまうため、これまで行ってきた習慣のどれかを捨てなければならないということです。

著者は「一日をどう過ごしているかという自分の記憶や予想と、現実の時間の使い方にはかなりの差があります。」とし、一日の行動を書き出し視覚化しない限り、習慣を捨てる決意はできないと述べています。つまり「現状を把握する」ということですね。

計画の立て方を変える

「計画を立てても99%計画通りにはいかない」と著者は言います。

これは多くの人に経験があると思いますが、じっくり計画を立てていざ実行してみると、計画に入れ忘れていたものが出てきたり、予想外の出来事が起きたりして計画通りに行かないことが多々あります。自分があまり知らない分野であればなおさらです。

本の中では、計画の立て方がいくつか紹介されていますが、その中でも最も簡単でわかりやすいものは「理想の計画を立てたら、それを半分にする」という方法です。

これは人にもよるかもしれませんが、人は自分が得することに関しては過度に期待する傾向があるように思います。つまり、最初から理想が高すぎるために挫折するのではないかと思います。私の経験から見ても、半分くらいにするのがちょうどいいように思います。

意識を変える

子供の頃に勉強が嫌いだった人はたくさんいると思います。これは大人になったからといって簡単になくなる感情ではありません。「勉強=不快」というのが条件づけられてしまっているからです。

著者は、勉強は望んですることが正しいと言います。これに反対する人は少ないと思いますが、ではどうしたら望んでできるのか。著者は「勉強しなければいけない」から「勉強したい」に思考を転換させることは意外と簡単にできるとしており、「勉強しなきゃ」と思った瞬間に「勉強したい」と思うようにすることで転換できるそうです。周りから強制されているからしているのではなく、自分の意志でしているという感覚が重要だということですね。これは、自分でコントロールしているという自己効力感を高めるため、ものごとを継続するには良い方法だと思います。

「やりたいこと」と「やりたくないこと」は「快ー不快」という感情に起因しています。こうした感情は、意識や行動を変えることである程度コントロールできます。そのひとつが「勉強しなければならない」というネガティブなものから「勉強したい」という自分から行動しようとする能動的な意識に転換することです。

これまで見てきた方法も、例えば自分で立てた計画どおりにものごとが進めば、計画を立てるのが楽しくなるし、自分が望んだとおりに習慣化できれば、それもまた楽しいものになるはずです。

結果ももちろん大事だと思いますが、まずは目標を低く設定して、自分でコントロールしているという感覚を身につけることが大事なのではないかと思います。

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