低リスクでお金を稼ぐ方法はいくらでもある【1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法】

Kindle版で購入した本を読み返していて、改めて面白い本だと思ったのがこの『1万円起業』という本。いわゆる「マイクロビジネス」で大きく稼いでいる人たちの実例集とその進め方です。

マイクロビジネスという用語がいつ世間に広まっていったのかはよくわかりませんが、最近の傾向として、残業時間の削減による収入の減少や副業に対する認識の変化などがあるので、多くの人が興味を持つテーマなのかなぁと思います。

改めて読み返して気がついたのは、今の私の収入の約3割は、この本のアイデアが基になっているということです。日本語に翻訳されたのは2013年のようですが、今読んでもアイデア満載だと思えるほど新しい発見がたくさんありました。

ビジネスでは、魚の捕り方を教えてはいけない

この本の例では、レストランに来る人は料理の作り方を学びに来ているわけではなく、自分で作る手間を省いて食事をしに来ているというものです。つまり、魚が欲しい人には魚の捕り方を教えるのではなく、魚を売ったほうが稼ぎやすいということです。というより、それがお客さんが必要としているものです。

以前にこの本を読んだときに、この考え方はすばらしいと思った記憶がありますが、いつの間にか忘れていました。もちろん魚の捕り方を教えることもビジネスとして成立すると思いますが、毎日時間に追われるような生活をしている日本人には魚を売ったほうが稼ぎやすいでしょう。

頼まれごとをビジネスに

この本の中には、人からのちょっとした頼まれごとがビジネスになっていくケースが紹介されています。人から頼まれるということは、それについて人よりもたくさんの知識があったり、高い能力があることを示している場合があります。

自分が考えている自分の強みではなく、こうした周りの人から見た強みをビジネスとして生かしていくことが、手っ取り早く成功する近道なのではないかと思います。

ノマドライフ

今ではノートパソコン1台あれば、どこでも仕事ができるようなビジネスがたくさんあります。これを生かして、一定の居住地やオフィスを持たず各地を転々としながら仕事を行う人は「ノマド」と呼ばれ羨ましがられます(個人的にはこういう生活は好きではないですが…)。

多くの人は「どこでもできる仕事はなんだろう」と考えてビジネスを始めようとしますが、これは順序が逆です。まずはお金を稼いで、その仕事がどこでもできることなら、ノマドの仲間入りだ、と本書では書かれています。

もっともな意見です。稼げるようになった後で、その仕事をどこでもできるようにするにはどうすればいいかを考えたほうが近道だと思います。

その他

本書の後半部分では、ビジネスを始める上で重要なことや、ビジネスを成長させてもっと大きく稼ぐ方法などが書かれています。ビジネスプランの作り方、物の売り方、宣伝の仕方などなど…。

個人的には、前半部分の実例の方が勉強になりました。

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