業界地図2020年版を入手【会社四季報業界地図】【日経業界地図】2誌を簡単に比較

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最新版の業界地図が発売されたので購入しました。

2021年版はこちら → 今年も両方買っちゃった 2021年版【会社四季報業界地図】【日経業界地図】

業界地図の有名どころといえば「会社四季報業界地図」と「日経業界地図」がありますが、私は業界地図を購入したことがなかったのでどちらを買おうか迷いましたが、結局両方買いました。そんなに高いものではないので、実際に自分の目で観て確かめたほうが良いだろうと判断しました。

ついでに「会社四季報プロ500」も購入してみました。こちらは6月に発売されたもので9月中旬には最新版が出ますが、投資への熱が入り過ぎて、とにかく早く読みたいという病にかかっているため購入してしまいました。

2社の業界地図の比較

せっかく2つの業界地図を購入したので、実際に読んでみて気がついた違いを簡単にまとめてみます。以下「会社四季報業界地図」は「四季報」、「日経業界地図」は「日経」と略します。

まず、中を開いてパッと見たときに気がつくのが、両方とも会社ごとに四角い線で囲まれていますが、この四角の囲いの角が、四季報では丸まっていますが、日経では角ばっています。なんとなく、Mac と Windows のウィンドウを思い起こさせるビジュアルです。

そして、この四角の中に記載されている売上についてですが、四季報では海外の企業も日本円で表示されていますが、日経ではそれぞれの国や地域の通貨で表示されています。それぞれの通貨で表示されていれば、大きな為替の変動があったとしても売上を正確に把握できるとは思いますが、個人的には日本円表示のほうがありがたいです。ドルなら感覚的にはわかりますが、ウォンとか台湾ドルで表示されても全然ピンとこないですw。

この四角の中のもう一つの大きな違いは、日経の方には従業員数や平均年齢、大卒初任給が掲載されていることです。四季報にはこれらの情報が載っていないため、日経のほうが就活をより意識しているのだと思います。(後で気がつきましたが、四季報の方にもページの右側に、その業界の代表的な企業2〜4社の平均年収と年齢が書かれていました)

業界地図というくらいですから、業界ごとに分類して掲載されているわけですが、大まかな分類についてはそれほど違いがあるようには思いませんが、細かく観ていくと結構違います。例えば、四季報の方は「半導体」「半導体製造装置」「半導体材料」の3つに分類されていますが、日経は「半導体」「半導体製造装置」の2つだけで、シリコンウェハーなどについては記載されていません。逆に、日経の方は「スマートフォン」のページで、部品ごとに細かく分類してどの企業が製造しているのか掲載されているので、見ていて勉強になりました。

2つの業界地図に違いはあるものの、どちらが良い悪いという判断はできませんね。来年はどちらを買おうか迷いますが、それほど高いものではないのでまた両方買うかもしれません。

会社四季報プロ500について

そこそこ楽しめました。

個人的には、通常の「会社四季報」を1年ごとに買い替えて、こちらのプロ500を3ヶ月ごとかあるいは半年ごとに買えばいいのかなぁと思いました。

ただ、今はかなりテンションが上がっているので、この投資熱がいつまで持続するのかによって変わってくるかもしれません。

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