【インデックス投資は勝者のゲーム】ものごとはシンプルに

節税やお金に関する本は何冊か読んでいましたが、投資に関する本はほとんど読んだことがありませんでした。それは、私が株に対する偏見を持っていたからで、「ろくなことが書かれていないに違いない」という認識しかなかったからです。

ただ、こうした認識が私の中で変化してきたこともあり、一応有名な本は読んでおこうと思い、現在読書中です。

そんな中で、一番初めに読んだのは「インデックス投資は勝者のゲーム」という本で、タイトルを見る限りまともそうな本だったのでこれにしました。

タイトルからも察せられる通り、アクティブファンドよりもインデックスファンドに投資すべきだという内容ですが、私もこのような考えをもともと持っていたので、比較的スラスラと読み進めることができました。

寓話、ゴットロックス家の人々

第1章は「ゴットロックス家の人々」という寓話で始まりますが、これはウォーレン・バフェットが、自身が会長を務める会社の2005年の年次報告書で語ったストーリーを改変したものらしいです。

この寓話は本書の内容を凝縮したものになっています。寓話をここに載せることはしませんが、私なりに要点をまとめてみました。

よく考えればものごとはシンプル

本書では、株だけではなく債権やETFなどについても触れられていますが、一貫してインデックスを保有して長期投資をすべきであることが述べられています。読んでいるこちらが嫌になるほど、さまざまなデータを持ち出して説得してきますw。

この考え方は、株主が獲得する利益の総計は、企業が事業から生み出す利益に見合ったものになるという原理が根底にあります。本書第2章ではこのことについて、企業が生み出した累積リターン(年間の配当利回りと年率の利益成長率)と株式市場の累積リターンはほぼ一致することを過去の記録から示しています。微妙なズレが生じるのは投機的リターンによるもので、プラスになったりマイナスになったりすることも述べられています。

株式市場の平均的なリターンに近いものを得るにはインデックスファンドが適していることは言うまでもないことと思いますが、アクティブファンドは投機的なリターンを含めることによって市場の平均を超えようとするものです。ただし、長期における投機的なリターン(損失も含める)の総計はゼロに近くなるはずです。しかも、アクティブファンドはインデックスファンドに比べ、手数料や信託報酬等のコストが高くなるので、統計的に見た場合の期待値はアクティブファンドのほうが低くなるというわけです。

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