【マイクラ装置】長周期クロック回路

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このページでは、周期の長いクロック回路を紹介しています。周期の短いクロック回路については「よく使用する基本回路」のページにあります。

「Java Edition 1.16.4」で確認したものです。バージョンが違う場合、挙動が変わる可能性があるのでご注意ください。

ネット上の情報と照らし合わせながら書いたので、ゲーム内で使われている名称と異なる部分もありますが、察してください。

ホッパー式

多数のホッパーを一周するようにつなげて、中のアイテムをぐるぐるまわし、特定のホッパーにアイテムが来たときだけコンパレーターによって検知して信号を送る装置です。複雑な回路を必要としないので、割と簡単に作れます。鉄がたくさん必要になるのでコストは高めです。

ホッパーの数によって1サイクルの時間を調節でき、中に入れるアイテムの数によってオン・オフの時間を調節できます。また、ホッパー近くのブロックにレバーを設置してオンにすることで、アイテムの流れを止めることもできます。

ネットで調べた情報では、アイテム1個がホッパーからホッパーへ移動するのにかかる時間は0.4秒(4レッドストーンティック)です(実際にホッパー10個でアイテム1個をグルグル回すと、4秒周期から微妙にずれていきました)。40秒の周期にしたい場合はホッパーが100個必要になるので、分単位の周期には向いてないです。

ホッパー・ピストン式

たぶん一番使われている方法だと思います。特に水流式の天空トラップタワーに多いです。向かい合わせのホッパーの両脇にコンパレーター、コンパレーター両脇に不透過ブロック、不透過ブロックの上にレッドストーンダスト、コンパレーターの上に粘着ピストン、2つの粘着ピストンの間にレッドストーンブロックひとつという配置です。レッドストーンブロック以外は左右対称です。レバーはオン・オフの切り替え用で、無くても動作します。

ホッパーにアイテムをいくつか入れると、上にレッドストーンブロックがあるホッパーにアイテムがたまっていきます。すると反対側のホッパーが空になり、コンパレーターから信号が出なくなるので粘着ピストンがオフになり、反対側の粘着ピストンが飛び出てきてレッドストーンブロックが移動します。そして上にレッドストーンブロックがあるホッパーにアイテムが移動していき…というのを繰り返します。

上で見たホッパーだけのものと比べると少し複雑ですが、周期を長くするのにホッパーや回路を追加する必要がなく、アイテムの数を増やせば良いだけというのがこれのメリットです。しかもそこそこコンパクトです。

上の画像のような状態だと、手前のピストンのオン・オフの時間はそれぞれ周期の半分になりますが、レッドストーンブロックと手前のピストンの間にオブザーバーを設置すれば、パルス信号にすることもできます。

日照センサー式

日照センサーは、夜間モードでは夜になると信号を発するようにできるので、夜間だけ点灯する照明や、地下作業などで夜になったことを知らせる装置を作ることができます。

日照センサーは時間帯や天候によって信号強度が異なります。信号強度は0から15の16段階で、1日で30回変化します。夜間モードでも同様です。ただし、ブロックで日照センサーを囲って暗くすると信号強度が15まで上がらない(夜間モードでは0まで下がらない)ので、変化する回数は少なくなります。

上の画像のようにオブザーバーを設置すれば、昼間に30回のパルス信号を出します。ちなみに手前と奥の装置は同じ動きをします。信号の間隔が一定ではないので、使う機会は少ないかも。

ドロッパー・感圧板式

ドロッパーから出てきたアイテムで感圧板を作動させる方式です。5分経ってアイテム消えると、感圧板の左下のトーチがオンになり、ドロッパーに信号が伝わり、再びアイテムが出て感圧板が作動するという仕組みです。

ドロッパーの上にホッパーとニワトリ2羽を配置すれば、たまごによって永久機関の完成です。

この方式の問題点は、アイテムが消える5分という時間を変えられないことです。

トロッコ式

レールにトロッコを走らせ、アクティベーターレールの上にトロッコが来たときに信号を発する方式です。レールを長くすれば周期も長くなります。レールのコストが高いので、あまり使う機会はないかもしれません。

リピーター式

リピーターの遅延を利用した方法です。リピーターひとつ当たり最大0.4秒(4レッドストーンティック)の遅延なので、ホッパー方式と同じです。ただ、リピーターは0.1秒単位で周期を微調整できて、コストも安いです。その代わり、出力のオン・オフ時間の微調整が難しいです。

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