動画編集を1ヶ月間してみた感想【PowerDirector】

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マインクラフトの動画投稿を始めて1ヶ月が経ちました。ウェブサイトを新しく公開したときと同じで、アクセス数はほぼありません。わかってはいたことですが、実際に目の当たりにするとショックでした。まぁそんなもんだよね。

動画編集はやはり時間がかかる

10分や20分の動画を編集するのに4時間とか5時間かかるという話を聞いたことがありましたが、私の場合は10時間以上かかります。慣れていないということもありますが、私は後から読み上げソフトを使って音声を入れていくので、余計に時間がかかります。

大まかな流れとしてはまず、録画した動画を見ながらテキストエディタ(メモ帳など)にセリフを入力し、それを棒読みちゃんに読み込ませて音声ファイルを出力します。私の場合は登場人物が二人いるので、テキストファイルも2つに分けています。最終的に20分くらいの動画になる場合でも、この作業だけで3〜4時間くらいかかります。

次に録画した動画と音声ファイルを動画編集ソフト(PowerDirector)に読み込ませて、動画のカット割りと、それに合わせて音声を割り当てていきます。セリフを考える前にカット割りをしない理由は、セリフの長さを気にしなければならなくなるからです。長さを気にしながらセリフを考えるのはけっこう大変な作業で、逆にそうしないとせっかく考えたセリフを泣く泣く削除しなければならないということが起こります。このカット割りなどの作業でも3〜4時間くらいかかります。

次に字幕を入れる作業です。他の動画編集ソフトを使ったことがないのでわかりませんが、PowerDirectorでは字幕を入れる場所(時間)をタイムラインに入れておけば、後は文字を入力したテキストファイルを読み込ませるだけで文字を入れられるという便利な機能があります。ただし、字幕がひとつしかないのがかなり不便です。この作業が2〜3時間くらいでしょうか。

そのあとBGMなどの音を入れていき、細かな部分を仕上げます。これは1時間くらいで終わります。

あとは動画を出力して2倍速くらいで確認。変な所があれば修正して再び出力ということを繰り返します。パソコンのスペックが高くないので、動画の出力に動画の長さと同じくらいの時間がかかります(20分の動画なら出力に20分かかる)。

追記:「NVENC」というハードウェアエンコーディングを使用してみたら、動画の出力が半分くらいの時間でできました。(2021年6月11日)

PowerDirectorについて

動画編集を始めた直後は手探り状態なのでなんとも思っていませんでしたが、慣れてくると編集ソフトに不満が出てきました。

動作が重い

これは編集ソフトの問題というよりはパソコンのスペックの問題だと思いますが、結構重いです。タイムラインをいじっているときでも反応がワンテンポ遅いし、編集の中盤くらいになるとカクカクすることもあるし、左上のメディアルームやタイトルルームの切り替えに時間がかかったりします。編集ができないほど重いわけではないです。

CPUのスペック不足なのかなと思いますが、「Core i5-10300H / GeForce GTX 1650 Ti GDDR6 4GB」の組み合わせだとストレスが溜まります。スペックを上げてどれだけ解消されるのかはわかりませんが・・・。

字幕が1つしかない

先程も書きましたが、PowerDirectorでは字幕がひとつしかありません。複数人の字幕を付けてそれぞれ字幕の色を変えたい場合は、ひとつひとつ変えていくしかありません。2つ以上の字幕を同時に表示させるには「字幕」とは別に「タイトル」を使えば可能です。

通常はひとつで問題ないと思いますが、読み上げソフトを使ってすべてに字幕を入れ、なおかつ登場人物が二人以上いる場合には不便です。「字幕」ではテキストファイルを読み込ませれば、一気に文字を入力させることができますが、「タイトル」ではできません。

2倍速より速いと音が出ない

2倍速では音も倍速された状態で鳴りますが、2倍より速くすると音が鳴らなくなります。他のソフトだとどうなんでしょうか?

追加音声の波形が表示されないことがある

タイムラインの音のデータには、音の大小の波形が表示されています。カット割りの最中に「ここにセリフを追加したいな」ということが結構あり、実際に追加するのですが、追加した音に波形が表示されないことがたまに起こります。しばらくするといつの間にか表示されていたりしますが、波形が見れないと字幕のタイミングを合わせるのが大変なので、地味にストレスです。

ソフトを終了してもメモリが開放されないことがある

通常はソフトを終了して閉じると、そのソフトで使用されていたメモリは開放され、空き状態になります。ですが、PowerDirectorを終了した後でタスクマネージャーで確認してみると、メモリが開放されていないことが多々あります。しかも、もう一度PowerDirectorを立ち上げようとしても、うんともすんとも言わないこともあります。処理が終了していないのだと思いますが、10分以上待ってみても変化がないので、結局パソコン自体を再起動します。

終わりに

他の動画編集ソフトを使ったことがないのでわかりませんが、おそらくどのソフトを使用しても良い部分と悪い部分は出てくると思います。そもそも読み上げソフトを使用していることが時間がかかっている原因なのですが・・・。

今はまだ編集作業が楽しいのでそのまま続けていきますが、たぶんどこかのタイミングできつくなる予感がします。あまり深く考えないようにはしますが。

動画ファイルはサイズが大きいので、ファイルの管理をどうしようか問題も出てきます。編集前の動画ファイルのサイズが一番大きいので、編集後のファイルだけ残すとか、数ヶ月毎に削除するという方法が現実的でしょうか。

今のところ、1本の動画を作るのに編集前の動画サイズが10GB近くになっているので、年間100本の動画が作れたとすると1TB(1000GB)ということになります。う〜ん。なんとも悩ましいサイズです。

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