【節約の記録】格安SIMの利用で通信料金の大幅削減

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既に語り尽くされた節約の王道とも言えるテーマですが、一応記録として残しておきます。

もう3年も前の話になりますが、スマホの回線はドコモと契約しており、固定回線を持っていないので、この他にモバイルルーター用の回線としてワイモバイルと契約していました。

月々の料金を調べてみると、ドコモはiPhone 6 の割賦割込で8,606円、ワイモバイルは4,535円でした(細かな契約内容は記録が残っていないのでわかりません)。合計で13,141円です。これが私にとって高すぎる料金であることにようやく気がついて、行動を起こしました。ちなみに、価格はすべて税込みで記載しています。

格安SIMと回線の一本化

当時には既に話題になっていた格安SIMについて調べて、通信量無制限のプランがあるUモバイルにしました。通信量無制限にした理由は、2回線持っていたものを1回線にすることで金額を減らせると考えたからです。ちなみに無制限と言っても、3日で2GB?という制限はありました(正確な数値は覚えていません)。

iPhone にはテザリングという機能があり(他のスマホで同様の機能があるのか私にはわかりません)、iPhone をモバイルルーターのように使って、パソコンでもインターネットにつなげることができるという機能です。結果的にこの方法を1年以上使いましたが、デメリットも多いことに後々気がつきます。

当時の月々の支払いを見ると3,218円でした。回線を変更する以前は合計で13,141円でしたから、月々の出費が9,923円減少したことになります。1年で119,076円ですから、かなり大きな削減になりました。

スマホの回線単体で見ても、8,606円が3,218円になったわけですから5,388円の削減です(iPhone 6 の支払いが終わったとしても、価格はそれほど違わなかったように記憶しています)。1年で64,656円安くなりますから、2年毎に iPhone を交換するとしてもおつりがきます(最近はスマホの価格が上がっていたり、料金体系が変化してきているので、必ずおつりがくるというわけではありませんが…)。

私が契約したものは、電話をかけると一定時間ごとに料金がかかるもので、かけ放題ではありません。ただ、私は1年に1回電話をかけるかかけないかという程度なので、大きな金額になることはありませんでした。

テザリング1本化のデメリット

通信回線をスマホの回線だけに1本化して1年以上生活しましたが、2つの大きな問題に直面しました。

まず1つは、スマホのバッテリーの減りが異常に速いということです。スマホが発熱して結構熱くなるので、バッテリー自体の寿命にも影響を与えるかもしれません。

iPhone 6 を使い始めて2年経った頃は、バッテリーのもちはまだ悪くはありませんでしたが、その後1年位毎日テザリングを使用した結果、ブラウザを10分使うだけでバッテリーが10〜20%くらい減るという異常事態になりました。

このままでは近いうちにバッテリーが限界を迎えるのではないかと思い、スマホを買い換えるかバッテリーを交換するかを検討した結果、バッテリーだけを購入して自分で交換するのが最も安上がりで簡単だという結論に至りました。

そしてアマゾンでバッテリーを購入し自分で交換しましたが、思っていたよりも簡単で安心しました。しかし、問題はその後起こりました。

2年も前の話なので記憶はやや曖昧ですが、電源を入れると SIM を認識してくれず、しかもインターネットにつなげてアカウントの確認(ログイン?)をしないと端末自体も立ち上がらず使えないという現象に見舞われました。

その日は、インターネットが使えないため調べようもなく、どうしようかと悩んでいるうちに夜になりました。布団に入り寝ようとしたときに気がついたのは、Wifi スポットを使って立ち上げられるのではないかということです。幸い、Uモバイルユーザーが使える U-NEXT のWifi スポットを登録してあったので、次の日に近くのコンビニに行き、iPhone を立ち上げることに成功しました。ちなみに、このU-NEXTのWifi スポットサービスは、現在は終了しているようです。

iPhone を立ち上げると SIM も使えるようになり、インターネットにもつながりました。何が原因だったのかわかりませんが、通信回線を1本化することにはリスクもあるのだということを痛感しました。

結局2回線に戻す

やはり回線が1本しかないと、何らかの問題が発生したときに何もできなくなるというリスクがあります。そこで、モバイルルーターを購入し2回線にしました。

まず、通話ありでスマホ用として契約していたUモバイルのプランを通信量無制限から通信容量3GB のものにしました。月々の料金は税込みで1,706円でした。

そして、もう一つは楽天モバイルにしました。格安SIMの場合はどの会社を選んでも料金が大きく異なるようには思えなかったので、一番無難だと感じた楽天にしました。料金プランは通信容量10GBのもので、税込みで2,442円でした。Uモバイルと合わせると4,148円ですが、元々が13,141円だったことを考えればかなり安いです。

この方法で1年以上経過しましたが、今のところ特に問題は起きていません。

ちなみに、格安SIMの通信速度についての私の感想ですが、キャリア(ドコモ)の回線と比較すれば遅いし、時間帯によって速度が大きく変わるという不安定さもありますが、慣れればなんてことはないです。そういうものだと思って使えば、受け入れられるレベルです。

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