4000円のイスから23万円のイスに変えた結果・・・【アーロンチェア リマスタード】

今回購入したのは、高機能オフィスチェアで有名なアーロンチェアです。

現行モデルであるリマスタードの機能フル装備のモデルだと、安くても20万円以上します。「イスにそんな高いお金を払いたくない」という人も結構いると思います。4000円のイスを10年も使っていたので、どちらかといえば私もそちらの人間です。

そんな私が高額なイスを買ってどう感じたのかを書いていきたいと思います。

目次

購入した経緯

冒頭でも書いたとおり、4000円のイスを10年も使っていたので流石に買い替えたいなと思い、何年も前から検討はしていました。

最初は1万円とか2万円くらいのイスを探していたわけですが、優柔不断な私はどれにすれば良いのかわかりませんw

イスって結構大きいので処分が大変なんです。私は今車を持っていないので店舗に持っていって売却することもできず、そこそこ田舎の方に住んでいるので、出張買取で取りに来てくれるところもほとんどありません。粗大ごみに出すくらいしか処分方法がないのです(粗大ごみは出すのがとても面倒です。日本のGDPが増えない原因のひとつとさえ思えてしまうのは私だけでしょうか)。

ということで、安いのを買って数年で買い換えるのではなく、高いものを買って10年、20年使い続けられれば、いくらかストレスが軽減されると考えて、10万円以上のイスを検討し始めました。試座できる場所が近くに無いので、ネットの情報と想像力が頼りです。

座面がウレタンのものはすぐにクッション性が失われるイメージしかないので、メッシュになっているものに絞り込みました。座面がメッシュで10万円以上のものだと、有名どころは限られてきます。

私が絞り込んだのはエルゴヒューマンプロ、オカムラのコンテッサ、ハーマンミラーのアーロンチェアの3つです。

コンテッサは機能豊富で、アームレストの部分でいろいろと調節ができるので使いやすそうではありますが、価格がアーロンチェアに近いので「それならアーロンチェアを買うよ」ということで、コンテッサは外しました。

たぶん2、3年くらいブログや動画などを見て知識をため込んでいって、私の収入とも相談して、最終的に購入しようとしたのがエルゴヒューマンプロのヘッドレスト無しのモデルでした。私の場合は仕事で使うのがメインなので、ヘッドレストは邪魔でしかないんです。

そしていざ購入しようとすると、エルゴヒューマンプロのヘッドレストがないモデルが見当たらない。販売終了したらしいですw

買えないとわかると、なぜかエルゴヒューマンプロへの懸念点があふれるように出てきました。それは別のページで書いたのでここでは書きません(欲しい物リスト【2022年】)。

エルゴヒューマンベーシックならヘッドレストなしのモデルがあるのでベーシックにしようとも思ったのですが、座面のチルト機能がついていないのでいろいろと迷いが生じ、結果的にアーロンチェアを購入しました。本当はもう少し検討したかったのですが、2022年2月1日から値上げされるというのがわかっていたので、スパッとポチりました(意外と決断力あるじゃん)。

ちなみに購入は、楽天市場に出店している「アーロンチェア by vanilla」です。ここにした理由は、欲しいモデルが売っていたことと、古いイスを引き取ってくれること、そして楽天ポイントが貯まることです。私の場合は2万ポイント超えでした。高い買い物をするとポイントも馬鹿にならない。

購入したモデル

「ハーマンミラーの公式通販」以外の販売店では細く選択することができず、準備されているパターンから選ぶことになります。私の場合はたまたま欲しいパターンがありました。

サイズ表をみると、私の場合は「A or B」となっていて、窮屈になるよりは大きいほうが良いと思いBにしました。

アームパッドについては、私が購入したページには何も書かれていませんでしたが、他のサイト(どのサイトか忘れました)に「ミネラルフレームを選択した場合は、アームパッドはビニールレザーになる」と書かれていました。実際に届いたものはビニールレザーでした。

フレームはミネラルにしました。オールメッシュのイスで全体が白系のカラーリングってなかなかないんですよ。メッシュが白でもフレーム部分が黒かったり光沢のあるアルミだったりします。アーロンチェアはアルミの部分も白系です。まぁ白というより薄いグレーですけど。ただ、キャスターだけは黒です。

ベース部分はダークミネラルです。ダークとなっていますが、フレームのミネラルとほぼ同じ色です。

キャスターは「カーペット用(BBキャスター)」と「堅床/カーペット用(DC1キャスター)」が選択でき、私は堅床/カーペット用のDC1キャスターを選択しました。多くのサイトではほとんど書かれていませんが、こちらの動画「【BBキャスター/DC1キャスターの違い】アーロンチェアには2種類キャスターが存在するのでその違いと特徴を解説」で、BBキャスターはナイロン製で、DC1キャスターはウレタン製と書かれているのを見て、DC1キャスターにしました。ちなみにDC1キャスターには、人が座っていないときに動きにくくなる機能がついています。

開封、ではなく到着

※私は実物を一度も見ないで購入しています。

事前情報として、完成品が届けられて設置までしてくれて、古いイスもその場で引き取ってくれるということでした。実際に宅配に来たお二人が箱から出して玄関に置いてくれて、今まで使用していたイスも引き取ってくれました。イスの引取は本当に助かります。

(イスの)第一印象としては「想像していたよりも大きくはないな」ということと、白系のイスをあまり見たことがなかったので新鮮な感じがして「この色にしてよかった」ということです。

横から見るとあまり大きくはないですが、前や後ろから見ると結構大きく見えます。今までアームレストが付いていないイスを使っていたということもありますが・・・。

座ってみた

とりあえず座ってみると、まぁ想像していた通りの座り心地です。

たぶん、数秒座っただけで「このイス座り心地最高だわーー」みたいなイスってあまりないと思います(人にもよると思いますが・・・)。

それは置いておいて、座面のメッシュ部分は沈み込みはありますが、少し硬めな感じです。ただ、お尻が痛くなるような硬さではないと思います。

座面を一番低くした状態で丁度いい高さでした。購入前に座面の高さを見たときは405mmとなっていたので「あれっ」と思いました。メジャーで測定してみると、形状的に正確な測定が難しいですが、メッシュの一番高いところが450mmくらいで、一番低いところでも405mmより高い気がします。どこを測定して405mmなのかわかりません。ただ、前傾チルトを使って前傾姿勢になると、体感的には400mmくらいになります。

調節機能がいろいろとついているので見ていきます。私が感じたことを書いていくだけなので、詳しい使い方については他のサイトをご覧ください。

座面の右側に座面の上下昇降のつまみがあります。高い位置についているので、背もたれに寄りかかった状態でも手が届きます。これは使いやすいです。

座面を上げるときは音は小さいですが、下げるときはそこそこ大きい音が出ます。

座面の右側の下の方にあるのがリクライニングの硬さ調整です。最初は一番硬い状態になっていて、まったく背もたれが倒れませんでした。+に回すと硬くなり、ーに回すと柔らかくなります。一番硬い状態から柔らかい状態まで回すと、かなり手が疲れます。

ちなみに私は一番柔らかい状態でずっと使っています。

私の勘違いかもしれませんが、イスが届いた直後はリクライニングを一番柔らかくしてもかなり硬かったです。数時間使っていたらだんだん柔らかくなっていった気がします。

座面の左側にあるのが、リクライニングの範囲を決めるノブです。シンプルで使いやすいです。前傾チルトもここで行います。

ちなみに、背もたれを倒した状態で固定することはできません。固定できるのは通常の位置と前傾の2ヶ所だけです。ただ、背もたれを途中までしか倒れないようにすることはできます。

レバーを引くとアームのロックが解除されて、アームの高さを調節できます。座りながらでも調節はできますが、結構難しいです。無段階に高さを決められるので自由度は高いです。私は一度設定してから変えてないです。

アームパッドは前後方向の調節と、水平方向に回転させる調節ができます。ここも一度設定してからほとんど変えてないです。

背中の部分には腰部をサポートするポスチャーフィットSLという機能があります。私は腰部の当たりが一番強くなるようにしています。前傾チルトを使ったときにかなり役立っています。

1週間使ってみた感想

体が疲れない

数時間使ってまず気がついたのが、1,2時間仕事をしたあと立ち上がったときに、体が軽いと感じたことです。

今まではイスに浅く座って背もたれをほとんど使っていなかったこともあってか、肩から腰にかけてコリがある感じで疲労感がありました。なので頻繁に立ち上がって体を動かしたりするため、集中力がなかなか続きませんでした。

しかし、このイスに変えてから疲労感がなくなり、いつの間にか1時間とか経っていて、「あぁ、体動かさないと」と思って立ち上がると「体軽っ!」となりました。

音が静か

今まで使っていたイスの音がひどかったということもありますが、音が静かです。

キャスターが静か。イスの回転も静か。リクライニングも静かです。

ただし、1週間くらい経った頃に、リクライニングを倒したときにバネが伸び縮みしたときのような音が気になり始めました。座面下にあるボックスの樹脂部分を手で押すと同じような音がするので、たぶん樹脂に負荷がかかって音がなっているのだと思います。

問題なさそうではありますが、イスが届いた直後はこんな音してなかったような・・・。いやしてたかも。気にし過ぎかな。

キャスターについて

キャスターはウレタン製なので、フローリングでも目立つような傷ができたりはしないと思います(保証はできませんが・・・)。というか今まで使っていたイスのキャスターはナイロン製でしたが、特に目立つような傷は見当たりません。もともときれいな床ではないからかもしれません。もしかしたら、床の材質とか色にもよるのかも。

新品だということもあるのかもしれませんが、キャスターはスムーズに動いてとても静かです。

このDC1キャスターの特徴として、人が座っているときはスムーズに動いて、人が座っていないときは動きが悪くなる機能があります。勢いよく立ち上がったときに、この20kg近くあるイスが転がっていったら危険だからという理由なのだと思いますが、個人的にはこの機能はないほうがいいです。背もたれを手で持って引っ張ったときに、重すぎて結構力を入れないと動かないんです。

ちなみにこのキャスターは単品でも購入できるのですが、1個で2200円になっています。5個で11000円。今まで使っていたイスが2、3脚買えるよ。

意外と掃除はしやすい

ホコリが溜まりやすく掃除がしにくいというのを見たことがありますが、確かにホコリは溜まりやすいような気はします。たぶん服の繊維がメッシュの間を通って、座面の裏や座面下のボックス、背もたれの後ろに溜まっていくからだと思います。

座面下はボックスと座面の間が結構空いているので掃除はしやすいです。背もたれの後ろも形状は複雑ですが目で確認しやすいので、こちらも掃除はしやすいと思います。

気づきにくいのが座面の裏の部分。ここにもホコリが溜まります。ここも乾いた布でひと拭きでとれるので、大変というわけではないです。

掃除しやすいかしにくいかは個人差があると思うので、真に受けないほうが良いかも。

前傾チルト

もともと前傾姿勢で仕事をすることが多かったので、前傾チルトは頻繁に使用しています。

腰に当たるポスチャーフィットSLによって背中が丸まるのを防いでくれるので、ストレートネックの予防にもなりそうです。私は首を前に出す姿勢をとりがちだったので、頭や首が痛くなることが結構ありましたが、このイスを使い始めてからは首や肩がだいぶ楽になった気がします。

この前傾チルト機能だけでも、このイスを買った価値がありました。

まとめ

おわりに

色んな動画やサイトを見て購入しましたが、その中にはこのイスが合わなかったという人もいました。他の方も書いていますが、その原因のひとつが目的に合っていないからだと思います。

このイスは仕事をするためのイスであって、リラックスするためのイスではありません。それはヘッドレストがついてないことや、背もたれを倒した状態で固定できないことからも明らかです。サードパーティ製のヘッドレストを買うのなら、絶対に他のイスを買ったほうが良いです。

このイスが値段相応の価値があるのかは、まだよくわかりません。部品のひとつひとつが丁寧に仕上げられているので、コストはそれなりにかかっているとは思いますし、調節機構などのデザイン性も素晴らしいです(なぜか上から目線)。あとは耐久性がどうなのかです。

一応12年の保証は付いていますが、ガス圧シリンダーは2年保証で、ペリクル(メッシュ)は保証対象外となっています。座面のメッシュが切れたりしたらイスとして機能しないので、一番心配な部分なのですが・・・。

4000円のイスを10年使った実績があるので、このイスは20年以上使うつもりでいます。

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