まるで病気扱い【優柔不断】

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私の部屋にある大きさおよそ750×600mmのローテーブル。少し前までは床に敷いた座布団に座り、テレビを見ながら食事をするために使っていましたが、今は椅子に座って食事をするようになったため、このローテーブルはテレビチューナーのリモコンとコーヒーカップを置くだけのものになっています。

さすがにここまで大きなものは必要ないので、小さなカラーボックスのようなものを買ってテーブルを処分しようといろいろ探してみました。すると、ニトリのキューブボックスが1000円くらいで買えて大きさも良さげだったので、実際にニトリへ行ってみると在庫切れ。他に似たようなものがないか探しているときに私の頭の中に表れたのが「それは本当に必要なものなのか?」という悪魔のささやき。物を減らしたいという欲求が強い人や優柔不断な人にとっては、この「ささやき」は時間と認知資源を奪う「悪魔」なのです。

結局何も買わずに帰宅したわけですが、本当に必要なのかを検証するためテーブルを片付けて生活してみると、意外と不便なく生活できることに気がつきました。結果的に良い方向に転んだわけですが、そもそも優柔不断とはなんなのかが気になったので少し調べてみました。

優柔不断

いくつかの辞典をみてみると、優柔不断とは「ぐずぐずして決断のにぶいこと」とあります。イメージ通りですね。

ネットで「優柔不断」を検索してみると「優柔不断な性格を克服する方法」や「直す方法」といったタイトルが多く、病気のような扱われ方をしています。中には優柔不断の長所を書かれている方もいますが、ごくごく一部です。

良い悪いといった意味をつけているのは人間であり、視点によって良くも悪くもなるわけですから、長所と短所が共存していることは言うまでもないことと思います(私が思う即決できる人の特徴→論理的思考ができない)。

私が驚いたのは、私が見た限りすべてのサイトで性格的側面にしか触れられていないことです。状況や文脈といった概念がないのです。人の命がかかっている選択と10円のお菓子を買うか否かという選択は同じ思考パターンなのでしょうか(そうだとしたら怖い)。

いずれにせよ、生活や健康に支障が出るほど決断できないなら話は別ですが、通常の意味での優柔不断であれば、無理に直そうとすることはむしろ健康を害する恐れもあるのでやめたほうが良いように思います。

ちなみに私は、適度に優柔不断な人のほうが信頼できます。即決できる人は目先のことしか考えていないように見えるからです。ww

優柔不断の良い面について知りたい方は「優柔不断のメリット」で検索エンジンで検索すると出てきます。おすすめのサイトは・・・ないです。今度書くかもしれません(私は優柔不断なのです。そしてこういう記事は書くのには時間がかかるのです)。

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